PMSのあなたへ
PMSとは
生理前に、精神的に、肉体的にしんどくなる、女性特有の症状。
月経が始まると、ケロッと治る。
◆詳細が知りたい方はこちら↓
私もどうも、生理前になるとイライラや心の落ち込みが激しくなり、
・他人の言葉をすべてネガティブに捉えてしまう（被害妄想気味）
・将来が不安で、楽しそうな周りの人が妬ましくなる
・死ぬ方法ばっかり考える
・そんなこんなで彼氏と喧嘩する
・そんな自分が嫌いで泣く(´；ω；`)
ひとことで言うと、生理前だけ思春期の高校生みたいになります（わかりやすーい）。
先日、ごはん食べれないくらいにメンタル死んだので
これは私生活に支障が出るレベルだと思い、
むりくり会社を休んで産婦人科へ。
（鬱かな？とも思ったけど、まずは精神科よりハードルの低い産婦人科にした）
産婦人科の選び方
実は、もっと早くに産婦人科に行きたかったのだが、
以前別件で通ったレディースクリニックが
男の先生で、デリカシーがなく、非常に気持ち悪かったので、
通院をためらっていました。
しかも、そのとき出してもらったピルが体に合わず、
薬を飲んでる間、世界が終わったような鬱になり、散々だった。。
そんな経験もあり、今回は話しやすいお医者さんに行こうと
PMSの治療実績のあるところで、女性医師しかいないところを選びました。
結果として、外れではなかったかな、と思っています。
診察での会話
今回選んだところは、予約はやっておらず、
当日来た人順に診察をしてくれるレディースクリニックでした。
産婦人科ってめちゃくちゃ混むのを知っていたので、
午後の診察が始まる30分前に行ったら、10分待ちくらいで進めました。
診察室に入ると、60代くらいの院長さん（女性）が。
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先生
「今日はどうされました？PMSってかいてるけど。」
私
「はい、生理前にイライラしたり、気分が落ち込んで涙が出たりすることがあってPMSかなと思って。。」
先生
「で、どうしたいの？治したいのね？」
私
「あ、はい、すみません、ピルか漢方かなーと思っているんですが。
ただ、前に別件で（某中容量ピル）を飲んだ時に、
鬱っぽくなってしまったことがあって、ちょっとピルは怖いなと思っていて、
できれば別の種類のピルか、漢方でお願いできればと。」
先生
「ピルだと、こういうこと（説明してもらったけど難しくて覚えていない）ができるのよ。
あと気分が不安定になるとき、イライラの方が大きい？悲しくなる方が大きい？」
私
「うーん、まちまちですね。あ、結構泣いちゃうので悲しい方が大きいかも」
先生
「あなたに提案できるのは
・ピル
・注射（保険外。PMSの症状が出たときに打つ）
の４つかしら。どれか希望ある？」
私
「うーん、（精神安定剤はハードル高いし、注射はお金的に厳しそうだし）
ピルか漢方薬かなぁ。。メリットデメリットってありますか？」
先生
「漢方薬は、副作用がない。でも、合う人には効くけど、効きにくい人もいる。
ピルは、ご存知の通り副作用がある。
人によって気持ち悪くなること、飲み続けないといけないってことと、
あとは血栓症の確率が上がる。
まぁ、血栓症といっても、あなたは年齢的にも大丈夫だと思うし、交通事故にあうより低い確率よ。
月経困難症の緩和（生理痛や血の量を抑える）や避妊にも効果があるし、
生理不順の人は生理周期が整うから、こういう悩みもあるならピルの方が
まとめて治せるからおすすめはしています。」
私
「じゃぁ・・・ピルにしてみます。合わなかったらどうしたらよいですか？」
先生
「吐き気止めの薬を出すこともできるから、そのときはまた来てください。
『ヤーズ』っていう一番弱い薬にしとくから。
この薬、不正出血になることもあるけど、体には問題ないから安心してください。
薬の説明するから、この紙書いて、血圧測って外で待っててもらえる？」
私
「はい、ありがとうございました。」
先生が話すスピードが早くて7割くらいしかわかんなかった・・・
けど、とりあえず薬を出してもらえることに。
てゆうか、
先生が判断するものだと思ってたぞ。。
まぁ生理痛や生理不順も治るなら１回試してみるか、ということで、
渡された紙を書いて、血圧測って、看護師さんから薬の説明を聞いて、おしまい。
（看護師さん優しくてよかったー。）
ピルについて
看護師さんに教えてもらったピルについて。
・ピルの効能
PMS、避妊、月経困難症（生理痛、生理不順）に効果があることに加え
子宮に負担をかけない？ため、子宮がんなどの予防にもなる。
※飲みはじめ1週間は避妊にならないこともあるので要注意
・ピルの種類
ピルには、21日用と28日用とがある。両方とも、生理を28日周期にするもの。
21日用は、21日間１錠ずつ飲んで、7日間は飲まない。
ただ、いつ最後に飲んだかを忘れてしまうことがあるので、最近は28日用が一般的。
28日用の7日分はホルモンが含まれない薬なので、飲まなくてもよい。
※ただ、ヤーズは特殊で、28日分の最後4日分だけホルモンが含まれていない。
・ピルの飲み忘れに気づいたら
ピルは、生理が始まった日を飲みはじめとして、
毎日決まった時間に１錠ずつ飲む。（２～３時間のズレなら問題ない）
もし、飲み忘れてしまったことに気づいたら、以下の通り対応。
- 24時間以内なら気づいた時点で１錠のむ。あとは決まった時間にもう１錠飲む。
- 24時間ちょうどなら一度に2錠飲む
- 24時間以上空いたら、医者に対応を相談
・ピルの注意事項
ピルはタバコと相性が悪い（効果が薄くなる？）ので、禁煙に努めるべし。
・一度に出せるピルの量
法律上、初診の患者には1か月分しか出せない。
2回目以降は3か月分出せる。（また来月薬もらいにいかな・・・）
・その他おすすめしていること
薬を取りに来たときは、血圧を必ず図るように。
そして、半年に一度は血液検査を受けるように。
あとは、子宮けいがんの検診も勧めている。
性交渉でかかったりするから、毎年検査したほうがよい。
・・・・などなど、
直接の説明も長かったし、もらった説明書類も多かった。
結構注意事項の多い薬なのね。。
かかった医療費
お会計は、3割負担で3,100円。
うち、初診料が282点、投薬751点。
つまり、ピル代が2000円くらいか。 ←この計算方法あってる？
1か月で2000円って結構かかるなぁ。。
看護師さんに、がんやクラジミアの検診も勧められたけど、
１種類4000円くらいするのが5種類くらいあったので、
これ毎年受けるのはちょっとお金的に抵抗がある。。。
ていうか、
一番こういう病気にかかりそうな貧困層の人って
正直こんな医療費＆検査代払えないよね。特に保険外の検査。
なんか悲しくなりました。
ピルの実際の効能は、また今度レポートします。
次回！
そもそも私の気分の滅入りはPMSなのか、鬱なのか！
ピルはPMSに効くのか！
副作用はあるのか！
めんどくさくならずに飲み続けられるか！
生理はちゃんとくるか！
こうご期待！
